King & Prince(キンプリ)の永瀬廉の主演ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日本テレビ系)は数字こそすぐれないが、クオリティーは悪くないと評判だ。平均世帯、平均個人視聴率ともに爆死の域だが、戦国武将のクローン高校生が集結した設定、アクションとコミカルの調度は観る者を飽きさせない。
永瀬は、メンバー5人で唯一ラジオ「King & Prince 永瀬廉のRadioGARDEN」(文化放送)でソロパーソナリティーを務めている。関西ジャニーズJr.出身で明治学院大学社会学部に進学したことから、知識も豊富で話術も達者。根はシャイで、人の目を見て話せないが、12歳でジャニーズ事務所に入所して、若くして弱肉強食の世界に身を置いたため、自己発信する術を覚えていった。
ジャニーさんが「ファンだよ」と伝えたジャニーズグループが 異例のブレークも予言していた?
仲がいいジャニーズは関ジャニ∞の大倉忠義、ジャニーズWESTの藤井流星と小瀧望で関西色が強め。そんななか、Kis-My-Ft2の玉森裕太も“口説き落とした”。
玉森は、自他ともに認める強度の人嫌い。自身の主演ドラマ「信長のシェフ」(テレビ朝日系)にジュニア時代の永瀬も出演していたが、印象は薄かった。14年に上演されたミュージカル「DREAM BOYS」が、ほぼ初共演。玉森は、座長としてキャストと親睦を深めるためにおもてなしをした。それにまんまと乗ったのが、永瀬だった。
舞台共演後も薄い関係性は続いており、永瀬は玉森と2人きりになったタイミングを見計らって食事に行きたい雰囲気を出した。「メシ行くか?」と誘われて、食事に行った。すると今度は、帰りたくない雰囲気と会話で間を詰めた。「帰れないならうち泊まるか?」と言わせてみせ、術中にはめた。
「お互いにゲーム好きなので、根本的に話は合う。玉森さんのマンションではゲームに興じて、それなりに楽しめたそうです。プレイ中はアツくなった永瀬さんが先輩の玉森さんにタメ口で相槌を打つなんてこともあったらしい」(アイドルライター)
永瀬が入所した11年にキスマイがデビューしたことを考えれば、2人のキャリア差は歴然。永瀬の“玉さん推し”は今なお変わらず、コロナ禍では大学時代の親友を加えた3人でオンラインゲームをしたという。
人見知りで人嫌いの玉森。ここまで愛されると、まんざらでもないか。