大みそかの「第７３回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・２０）のリハーサルが２８日、東京・渋谷のＮＨＫホールで始まった。来年５月に平野紫耀（２５）らメンバー３人が脱退する人気グループ・Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅも登場。５人そろって出場する“ラスト紅白”となり、リーダーの岸優太（２７）は「百点満点のステージ」を届けることを誓った。
５人は笑顔で手を振りながら会見場に現れた。来年５月２２日をもって岸、平野、神宮寺勇太（２５）がグループを脱退、順次ジャニーズ事務所を退所。永瀬廉（２３）、高橋海人（２３）の２人でグループを存続していくものの、今回が全員そろってのラスト紅白となる。
「今年の漢字」を尋ねられると、岸は「『百』と書いて『ミリオン』」と回答した。相変わらずの“天然発言”で笑いを誘ったが、最新曲「ツキヨミ／彩り」がグループ初の１００万枚セールスを突破し、「皆さんのおかげでミリオンがとれた」と感謝。「紅白を通してパフォーマンスを思い切りやって、たくさんの方々に恩返ししたい。百点満点のステージを届けたい」と、約束した。
平野は「観」を挙げた。「今年はいろんなステージを『観』てもらって、そこにかける時間が多かったので、公演が終わるたびに寂しくなった」と胸の内をのぞかせた。
「いい年越しを」
デビューイヤーの２０１８年から５年連続５度目の大舞台。今年は、６月にリリースされたアルバム「Ｍａｄｅ ｉｎ」収録曲の「ｉｃｈｉｂａｎ」を歌唱する。ワイルドなヒップホップナンバーで、ハイレベルなダンスが売り。ＴｉｋＴｏｋで配信されたダンス動画の再生回数は１０億超えとなるなど大きな話題を呼んだ。
大人の魅力あふれる楽曲には、メンバーのこだわりが詰まっている。平野は「この曲に込めた思いはすごく強いので、ちゃんとパフォーマンスしていい年越しにしたいし、迫力あるパフォーマンスをしたい」と意気込み。永瀬廉（２３）は「紅白用に構成を変えていたりするので、そこも見どころ」と呼びかけていた。
【紅白リハ】Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ ５人では“ラスト紅白”「ｉｃｈｉｂａｎ」歌う
