人気グループ・Ｓｎｏｗ Ｍａｎの目黒蓮（２５）が来春公開の映画「わたしの幸せな結婚」で映画単独初主演を果たすことが２４日、分かった。作家の顎木（あぎとぎ）あくみ氏による同名人気小説の実写化で、明治・大正期を思わせる架空の時代を舞台にしたラブストーリー。目黒が演じるのは、名家の当主で男性とは思えない美貌を誇る主人公・久堂清霞。ヒロイン役を女優・今田美桜（２５）が務める。
目黒は満を持しての単独初主演に「少し前の自分じゃ考えられないようなことでしたので、すごく嬉しかったです」と初々しくコメントした。
演じる清霞は、美貌とは裏腹に冷酷無慈悲で、婚約者候補たちが次々逃げ出したという悪評の持ち主。そんな清霞のもとに美世が嫁入りを命じられる。２人は次第に心を通わせ純愛を紡いでいくが、越えがたい障壁が２人の前に立ちはだかる。
“和製シンデレラストーリー”に「原作を読ませていただきましたが、２人の関係性の行方など時代背景も個人的には新鮮ですごくハマってしまいました。清霞がどうやって心を開いていくのかということをすごく大切にしながら演じました」と熱く語った。
グループの中でも屈指の演技派として知られる目黒は、ドラマ「教場２」（２０２１年、フジテレビ系）などで繊細な演技を披露。公開中のグループ主演映画「おそ松さん」ではコミカルな芝居で、振り幅の広さを見せている。
相手役を務める今田は、４月クールの主演ドラマ「悪女（わる）～働くのがカッコ悪いなんて誰が言った？～」（日本テレビ系。水曜、後１０・００）で好演中。「清霞と美世は２人とも性格上、奥手なところがあって言葉を多く交わさない仲なのですが、撮影中は目黒さんが役での関係性をそのままに現場でも空気感を作ってくださり、とてもありがたかったです」と話した。
監督は、ドラマ「アンナチュラル」（２０１８年）「最愛」（２０２１年）などで知られる塚原あゆ子氏が務める。
Ｓｎｏｗ Ｍａｎ目黒 映画単独初主演「少し前の自分じゃ考えられないこと」
