人気格闘家の朝倉未来がアドバイザーを務める格闘技大会「Breaking Down5」の前日会見が16日、都内で行われた。
大会参加のオーディション動画が400万回再生となるなど注目を集め、朝倉は「視聴者に楽しみにしてもらっている。オーディションに参加した選手はもちろん、記者会見で頭角を現した人もいる。ストーリーが面白い。それぞれの人生があるので、人間ドラマを楽しんでもらいたい」とうなずいた。
この日はセットに多額の費用をかけ、巨大のLED画面に囲まれての会見。セット破損を危惧する運営側から乱闘はしないよう求められていたが、ヒートアップした選手は気持ちを抑えきれず。“会津の喧嘩屋”と呼ばれる久保田覚は対戦相手の松葉大輝の挑発に「根っから丸くなってねえ。勘違いすんなよ、小僧、ガキ」と首元をつかんで取っ組みあいとなった。
“アウトローのカリスマ”瓜田純士は相手の平井光一から「オヤジ狩りしてるみたいになっちゃうけど、いい年してイキッっているんであしたボコボコにしたい」と言われるとブチ切れ。「運営は稼いでんだから俺が暴れても弁済しろよ」と言い放った後、相手に突進。関係者が制止した。
17日に行われる「Breaking Down 5」は1分間最強を決める格闘技イベント。この日は全21試合の出場選手(1人欠席)が意気込みを示した。