俳優・西島秀俊が2日、TBS系「A-Studio+」に出演し、人生が一変した北野武監督の面接の様子を明かした。
西島はまだメジャー俳優ではなかった2002年に、北野監督の「Dolls」にメインキャストとして抜てきされた。ある時、突然「テレビ局の控室に北野さんがいるんで、今から向かってくれ」と言われて面接に。テレビ局にオートバイで行き、控室で北野監督と対面した。
西島は「『髪切れる』とかで『ハイ』とかいう話をして。3つぐらい答えたら(北野監督が)『ありがとう』って言って」と再現。北野監督がエレベーターに乗るのを見送っていると、プロデューサーから台本を渡され「おめでとうございます。決まりました」と出演が決定したという。西島は主演の菅野美穂に次ぐ2番手だった。
MCの笑福亭鶴瓶は「人生変わる瞬間やんか」と驚き。西島は「ホントそうですね。2分ぐらいですね」と振り返った。
「Dolls」は「第59回ベネチア国際映画祭」コンペティション部門に出品され、西島もベネチアを訪れた。「すごく不思議な気分でした。そこら辺のお兄ちゃんですよ」と激動の瞬間を語った。