５月１５日にスタートした「草なぎやすともの うさぎとかめ」（読売テレビ）。昨年１０月、特番として４回放送され、好評を博した「～うさぎｖｓかめ」がレギュラー化したのだ。
昨年１０月と言えば、私は女性週刊誌の連載で草なぎにインタビューをしている。大河ドラマ「青天を衝け」（ＮＨＫ）が「つい２～３日前にクランクアップしました」というタイミング。ちなみに草なぎは同作での徳川慶喜の演技で「第５９回ギャラクシー賞」テレビ部門個人賞を受賞している。
また、当時は「拾われた男」（同）の世界配信が決まり、仲野太賀や伊藤沙莉とイベントに出演している。さらに、曰く「自分の中で莫大なエネルギーを回していかなければならない」舞台「アルトゥロ・ウイの興隆」再演の直前でもあった。
そんな中、「すごく空気感がいいし、リラックスさせてくれるんです」と穏やかな笑顔を浮かべながら話してくれたのが「海原やすよ ともこ」と“うさかめ”について。二人から「剛くんは台本とか気にしないで」「そこに居てくれればいいから」と言われたそうで、仕切りを彼女たちに任せると決めたそうだ。
「僕はホントに大阪に遊びに行っているようなカンジ」「道中の新幹線も久々に、すごい気分転換になった」「４回の放送のために２回、東京－大阪を往復したんですけど、なんかもう二人に『会いて～』って思ってしまって」と草なぎは目を輝かせていた。「これが自分のルーティンになればいい」とも言っていた彼の想いが通じてのレギュラー化なのである。
２０１９年の暮れ、同じ読売テレビの「世代超越バラエティ やすとものアレコレソーレ」に出演した私には、その気持ちがよくわかった。二人は、ＭＣであり、コメンテーターでもあり、ムードメーカーも担う。老若男女、有名無名に関わらず、どんな人にも同等に接し、細やかなフォローと気配りができる姉妹コンビ。うんと年上の私も全て任せた記憶がある。
多忙を極める草なぎにとって、心の拠り所。香取慎吾に続き、「ハミング消臭実感」のＣＭの第２弾ゲストに“やすとも”が選ばれたのも自然の流れと言えよう。
６月５日の“うさかめ”には、ＳＭＡＰファンの間で「ロハス兄弟」と呼ばれる相方・稲垣吾郎がサプライズゲストで登場するという。全国放送を心から願う。
【山田美保子のミホコは見ていた！】相性抜群！草なぎ＆やすとも
