嵐・松本潤（４０）が８日、静岡県静岡市、浜松市、愛知県岡崎市で行われた「『どうする家康』東海プレミアリレー」に出席した。松本が主演し徳川家康を演じるＮＨＫ大河ドラマ「どうする家康」（総合、後８・００）の初回放送に合わせた出陣式イベント。本多忠勝役の山田裕貴（３２）、榊原康政役の杉野遥亮（２７）とともに、家康ゆかりの東海３都市およそ計１５０キロを行脚し、各地で松潤フィーバーを巻き起こした。
期待と熱量のすさまじさを肌で感じた。初回放送に合わせた東海３都市行脚。出陣式の観覧倍率は、静岡が２３倍、浜松が２０倍で３０００人超、岡崎は何と１９６倍の約１０００人にも及んだ。松本は強運の観客たちを前に「久しぶりにこんな大勢の前に立った。非常に興奮しています」と笑顔であいさつした。
静岡は家康が駿府城を建立し、幼年期、壮年期、晩年と３度にわたって拠点とした思い入れの深い土地。浜松は２９歳で浜松城を築き、１７年間を過ごした場所で、岡崎は生誕の地。会場の外にも、“松潤家康”を一目見ようと、各地でそれぞれ約３００人前後の地元ファンが集結した。「殿」と書かれたうちわで歓待も受け「１日３都市を巡って初回を迎えるのはなかなかないと思う。３カ所とも熱い声援を受けて、たくさんの人の、家康公への愛を感じました」とご当地での深い家康愛を改めてかみしめた。
各地のトークショーではとっておきのエピソードを披露。今作の主演オファーを受けて迷う中、事務所の先輩・岡田准一（４２）、親交の深い小栗旬（４０）の２人の大河主演経験者から背中を押されたことを明かした。しかも、小栗から７日夜に「『初回放送の前日って、めちゃめちゃソワソワするよ。今どんな感じ？』って」と連絡があったといい、新旧主役の熱いリレーに、会場は沸いた。
各会場では、午後６時からＢＳで放送された第１話のパブリックビューイングを実施。その後、最終地点の岡崎で、家康の正室・瀬名役の有村架純（２９）、三河家臣団のまとめ役・酒井忠次役の大森南朋（５０）も加わり、５人でアフタートークを行った。松本は「放送が始まったということは、最終回まで止まらないということ。皆さんにとって大切な家康公を精いっぱい演じますので、最後までご覧いただきたい」。これから始まる１年間の壮大なストーリーに身を引き締めていた。
東海３都市で“松潤家康”フィーバー「どうする家康」初回当日 出陣式にファン集結
