女優・広瀬アリス(27)が、嵐の松本潤(38)主演の次期NHK大河ドラマ「どうする家康」に家康の側室・於愛(おあい)の方役で出演することが15日、発表された。大河初出演で激動期の家康を支える大役を演じることになり、オンライン会見で意気込みを語った。他に酒井忠次役の大森南朋(50)、石川数正役の松重豊(59)、服部半蔵役の山田孝之(38)ら、“チーム家康”として11人の豪華キャストが発表された。
広瀬は初大河に「顔が濃いので、大河にはあまりご縁がないのかと思っていました」と苦笑しつつ、「役者をやっている中で、大河ドラマや朝ドラというのはいつか出たいなっていう憧れがありました。お話をいただいた時は率直にうれしかった」と天真らんまんな笑顔を見せた。
家康の側室で、二代将軍・秀忠の母となる於愛の方。菩提(ぼだい)寺は広瀬の出身地の静岡県にあり、「授業で習ったことがあり、知っていました。地元ということで縁を感じています」と感慨深げに話した。
激動期の家康を支える愛深き姫。読書好きで極度の近眼、ユーモラスな行動が周囲に癒やしを与える-という役どころだ。磯智明チーフプロデューサーは「おっとりとして、でもテンポ感が面白い女優さん」と起用理由を説明。広瀬は「自分に合った役なのかなと。さらに勉強して愛情を持って、全身全霊で演じたい。松本さんとのシーンが多いので、頼り切って演じたい」と抱負を述べた。
この日の会見では“松本家康”と共に苦難を乗り越える“チーム家康”11人が発表され、8人が集結。座長の松本はキャスト陣から“食事係”に任命されたといい「長丁場になりますので、どれだけ皆さんにおいしいものをプレゼントできるかを考えてやっていきたい。胃袋をガッチリつかむとチーム感が作りやすい。私のギャラは全てそこに行きます」と“太っ腹”宣言。“妻”広瀬からは「揚げ物が食べたい!天ぷらも」と早速リクエストが上がっていた。