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キンプリファンが「ジャニーズカウコン」に“ブチギレ”炎上した理由!

King&Prince
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 ジャニーズ事務所所属のアーティストが勢ぞろいする毎年恒例の年越しライブ「ジャニーズカウントダウン2022―2023(カウコン)」(フジテレビ系)を巡って、一部ファンから賛否の声が上がっている。

 今年の「カウコン」には、CDデビュー25周年のアニバーサリーイヤーを迎えたKinKi Kidsから、2023年5月に平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が脱退することが発表されたばかりのKing&Prince(キンプリ)、10月27日に世界デビューを果たしたTravis Japanまで14組のグループが出演。

 そんな中、ジャニーズJr.が先輩アーティストの楽曲をカバーする「次世代ジャニーズメドレー」を披露することが明らかになり、物議を醸しているのだ。

 例年、Jr.はテレビの放送時間前に登場する“前座”扱いだった。ところが今回の「カウコン」ではデビュー組のグループと並んでメイン扱いになっているため、デビュー組のファンの中には納得いかない人も少なくないようだ。

■「JrはJrらしくしていてくれ」

 SNSには「カウコン、JUMP15周年だし、キンプリの事もあるしさ、、ジュニアは控えて欲しいんだけど、、その分デビュー組歌わせて。

お願い」「JrはJrらしくしていてくれ なんでカウコンでマイク持ったりバックつかずに仕事したりしてんの?」「いつも通り放送前にジュニアはパフォーマンスさせれば良いのに。デビュー組にしっかり時間を取って歌わせるべきだと思う」といったコメントが寄せられている。

「5人体制のキンプリを見られる機会は貴重ですから、特にキンプリファンから反発の声が出ていますが、今回、Jr.がメイン扱いになったのは滝沢秀明さん(40)に代わってジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原快彦さん(46)が、3年ぶりに『カウコン』の司会を担当することも大きいでしょうね。

 現役を辞め完全に裏方に回った滝沢さんほどの情熱はないかもしれませんが、井ノ原さんは社長としてJr.を売っていく必要がありますからね。『カウコン』にJr.枠が設けられたのは、来年デビューを控えているグループがいるからだともささやかれていますが、デビューに向けて水面下では動きがあるはずです」(芸能プロ関係者)

■美 少年はレコード会社も内定済み?

 2月9日の『文春オンライン』では、Jr.内ユニットの美 少年ユニバーサルミュージックからCDデビューすることが決まっているという噂もあると報じていた。

 2020年12月の『FRIDAYデジタル』でも、ジャニーズ事務所とレコード会社が美 少年のCDデビューについて水面下で話し合いを進めており、グループは2021年にもメジャーデビューする予定だったと伝えていた。

藤島ジュリー景子社長は、Jr.を整理・縮小したいと考えているといいます。

来年4月からは『22歳定年制』も導入されますし、関東と関西のJr.を統合して一括で管理する方針だとも複数のメディアが報じています」(前出の芸能プロ関係者)

■東西Jr.の統合・再編の狙い

 12月4日、4人組ユニットのJr.SPが「SpeciaL」に改名することを発表したが、これはJr.内ユニットの解体と東西Jr.の統合、再編成のためだとささやかれている。

「そういった流れの中で行なわれる『カウコン』です。美 少年、HiHi Jets、Aぇ!groupの3組のうち少なくとも1組は来年中にデビューする可能性がある。ただ同時に、Aぇ!group以下は解体、再編成になるとも言われている。

 そのバックにあるのは、ジュリー氏のJr.への無関心からで、だからこそ東西を統合して管理しやすくするんでしょう。そして、井ノ原さんや関ジャニ∞横山裕さん(41)や大倉忠義さん(37)、そしてスタッフが育成を手掛けると。

NHK紅白歌合戦』から『カウコン』まで続けて見るという人は少なくない。視聴率も高く、ジャニーズファン以外にも見てもらえるコンサートです。

そこで、“来年デビューするグループ”をお披露目するということなのかもしれません」(前同)

■今回の「カウコン」はJr.の整理・縮小のための“見本市”になる!?

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「『カウコン』でJr.をプッシュしているかと思いきや、実はその逆ということではないでしょうか。芸能関係者の間では整理・縮小のための、特に美 少年、HiHi Jets、Aぇ!groupを世に出すための“見本市”の感じが強い、と見られているんです。Jr.を育成してデビューさせることに情熱を注いでいたのがジャニー喜多川氏(享年87)で、その遺志を継いだのが滝沢さんです。

 一方、ジュリー氏は、なにわ男子を中心にデビュー組を売っていくことに注力したいと。芸能プロダクションの社長とすれば当たり前といえば当たり前ですが……。Jr.にそこまで時間と労力を割けないという理由もあり、来年以降はますますデビュー組を推していくことになるのではないでしょうか」

 ジャニー氏の逝去、滝沢氏の退所を経て、ジャニーズ事務所はこれまでにない大きな転換期を迎えつつあるようだ――。

参照元:https://dailynewsonline.jp/