芸歴10年以内の若手芸人による「カーネクスト Presents 第43回ABCお笑いグランプリ」が10日、大阪・ABCテレビで開催され、カベポスター(吉本興業)が優勝した。4年連続4度目の決勝進出で、悲願の優勝をつかみ取り、賞金100万円を手にした。
決勝Cブロックでは、審査員7人のうち、6人から1位評価を受け、昨年に引き続き最終決戦に進出。Aブロック勝者・こたけ正義感、Bブロック勝者・令和ロマンとの最終決戦では、審査員の兵動大樹が「最終決戦は、カベポスターがすごすぎた」と絶賛した漫才で制し、4度目の正直で優勝に輝いた。
優勝が決まると、ツッコミの浜田順平は両拳を握りしめ、ボケの永見大吾は「よっしゃ!」と叫び、優勝をかみしめた。決勝常連ながら、あと一歩で優勝を逃し続けた3年間。永見は「優勝できるんかい!」と悔し涙をのんだ過去を自らいじり、会場の笑いを誘った。