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波田陽区、芸人と視聴者を驚かせた「好感度の高さ」で第2の有吉弘行になれる?

波田陽区、芸人と視聴者を驚かせた「好感度の高さ」で第2の有吉弘行になれる?

 3月23日放送の「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)で「事実は小説よりも奇なり」と言いたくなるような事件が起きた。

 この日の放送では、テレビ朝日をはじめとする系列局のアナウンサー132人が好きな芸人を選び、ランキング化して発表。1位タイには「千鳥」の大悟、「ぺこぱ」の松陰寺太勇がランクイン。3位もタイで1人は「霜降り明星」の粗品、そしてもう1人の名前が発表されると同時にスタジオ中から「えーっ!?」と大きな声があがった。その人物の名は波田陽区。2004年末から2005年にかけて一般人や有名人をネタにぶった斬る「ギター侍」として大ブレイクした、あの一発屋芸人だったのだ。

波田は2016年4月に家族とともに福岡に移住。放送中の『どき生てれび』(山口朝日放送)にレギュラー出演中で、この番組にかかわる女子アナ4人と九州朝日放送の女子アナ1人が波田の名前を挙げたそう。MCの田村淳が念のために山口朝日放送に問い合わせたところ、女子アナがみな波田に投票したことが判明。スタジオにいた芸人だけでなく、視聴者をも驚かせたのだ。

波田は地方局で放送されている、いわゆる“足で稼ぐ地域密着型番組”で一般人に対して偉ぶることなく、優しく丁寧に接していることから選ばれたようです。芸人だけでなく芸能人が好かれる理由は、得てして芸より人柄によることが多い。有吉弘行もかつてアイドル芸人・猿岩石として一世風靡するも転落。7~8年ほどの暗黒時代を経て『内村プロデュース』(テレビ朝日系)に出演するようになり、マッパでミュージカル『キャッツ』のようなメイクをした『猫男爵』として登場するなどして、再ブレイクのきっかけを築きました。波田も有吉のように、腐ることなく誠実に目の前の仕事をしていれば再ブレイクするかもしれません」(女性誌記者)

 波田が在京キー局の番組に復活する日は来るだろうか。