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杉咲花 フジ系連ドラ初主演 記憶障害の脳外科医役

 初の医師役でドラマ主演する杉咲花

 初の医師役でドラマ主演する杉咲花

 女優の杉咲花(26)が4月期のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(4月スタート。月曜、後10・00)で主演を務めることが18日、分かった。同局系連続ドラマは初主演で、自身初となる医師役に挑戦する。

 記憶障害の脳外科医が患者を救いながら、自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。杉咲は、事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶と新しい記憶を1日以上とどめておくことができない、重い後遺症を抱える脳外科医・川内ミヤビを演じる。

 子鹿ゆずる氏の原作、大槻閑人氏の漫画による同名作のドラマ化。元脳外科医の子鹿氏が描く、複雑な脳神経外科の世界や症例、医師の生きざまは、医療従事者からリアルだと絶賛されている話題作だ。

 20年後期のNHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロイン役を演じ、今年も主演映画「52ヘルツのクジラたち」「朽ちないサクラ」の公開が続く杉咲。確かな演技力には定評があり、初の医療ドラマで、葛藤を抱える脳外科医をどう演じていくのか、注目が集まる。

 杉咲は「頑張れなくてよくて、立ち止まってよくて、変われなくていい。あなたがあなたという人間と付き合っていくことを諦めなければ、それは美しい姿なのだという本作の根っこにあるメッセージに、心をなでられるようでした。この物語を大切にお届けしたい」と作品への思いを明かした。

 原作の子鹿氏は「ドラマ化にあたり、製作スタッフの皆さまならびに杉咲花さんはじめ実力派俳優の方々により、原作を超越した見事なドラマに仕上げていただけそうで大変感謝しています」と期待を寄せている。

参照元https://www.daily.co.jp/