◇26日(日本時間27日) 大リーグ エンゼルス2-1ホワイトソックス(アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平本拠地のホワイトソックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。4回に今季26号ソロを放つなど3打数1安打1打点、1四球だった。26本塁打&62打点ではメジャー単独トップだ。
初の本塁打キングを狙う大谷に、怪我で離脱するジャッジにかわり、新たなライバルが出現した。ホワイトソックスのキューバ出身、25歳の大砲ロベルトだ。
1回にそのスラッガー先制パンチ。左腕デトマースの真っ直ぐを弾き返し、左翼へ大谷に3本差に迫る22号ソロアーチを放った。この3試合で
4発目と大谷追走へ量産態勢に入った。
だが、大谷も黙っていない。1点を追う4回。好投手シースの内角スライダーを豪快に打ち上げて、メジャー単独トップの26号ソロ。ライバルに4本差とする一発で、打点もメジャー単独トップの62打点となった。
25歳のロベルトは今春のWBCにキューバ代表として出場。メジャーデビューから3年間は13本塁打が最多だったが、年々経験を積み、4年目で覚醒を遂げている。今季はすで自己最多を大幅に更新。今後も2人のキング争いから目が離せない。
27日は投手・大谷がそのライバルを封じるべく直接対決。火花を散らすマッチアップも注目だ。