<エンゼルス4-3ロイヤルズ>◇23日(日本時間24日)◇エンゼルスタジアム
エンゼルス大谷翔平投手(28)が本拠地でのロイヤルズ戦に「3番DH」で出場し、3者連発を締めくくる5号ソロを放った。
1-2と1点を追う6回、まずは1番ウォードの3号ソロで追いつき、続くトラウトの2者連続弾となる5号ソロで逆転。そして大谷がカウント2-2から右腕ライルズのカーブを捉え、中堅スタンドへたたき込み3者連続弾を決めた。
エンゼルスの3者連発は19年6月8日のマリナーズ戦以来。この試合では菊池雄星(現ブルージェイズ)からラステラ(現マリナーズ)、トラウト、大谷と続いた。
21日が休養日だったトラウトはこれで2戦連発。「(休みをもらえて)良かったよ。(その日は)6回くらいからいつものルーティンを行った。リセットできる日があるのはいいこと。特に5時間半のフライトの後ではね」と話し、前日が休養日だったウォードは「(同点ソロは)クールな瞬間だったね。間違いなく少しは自信になったよ」と喜んだ。
一方のロイヤルズは7回に1点を返すも1点差で惜敗。クアトラロ監督は「(エンゼルスの本塁打は)少なくとも2本は緩い球、そして2ストライクからだったから、称賛されるべき。カウントが不利になっても良いバッティングをしてきた。3人とも本当に素晴らしい打者で、(先発の)ジョーダンは6回を投げ被害をなるべく少なく抑えてくれたからよくやってくれた」と話した。