7月19日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)における、MCのマツコ・デラックス(49)の発言が物議を醸している。
この日のテーマは「80年代アイドルの世界スペシャル」。中森明菜(57)、松田聖子(60)、小泉今日子(56)など、80年代を代表するアイドルが次々と紹介され、当時のヒット曲を振り付けや衣装で振り返る流れとなっていた。
大の中森明菜ファンとして知られるマツコは、彼女の代表曲のひとつである「十戒」が流れると、「やっぱり『十戒』なのよ。この振り素晴らしい」と大興奮。どうやら十戒の振り付けが大好きなようで、VTRにも食い入るように見入っていた。
さらに番組後半では、同じく80年代を盛り上げた南野陽子(55)や柏原芳恵(56)も登場。柏原は代表曲である「ハロー・グッバイ」とともに、当時の芸能界を振り返り、「あの頃のアイドルはすごい」というマツコに「めちゃくちゃでしたよね」と答えて盛り上がっていた。
ここまでの流れはよかったが、最後の締めでマツコは「なんで今のアイドルはブスばっかりなの」とポツリ。この発言がさまざまな意見を呼ぶこととなった。「決して悪い意味じゃない。だけどすごく理解できる!昭和のあの頃の方達って、本当に上品で、もうこの業界に出てくること自体が選ばれし者だった。今とは次元が違う」「マツコの今のアイドルはブスばっかりの発言には完全に同意だわ」「確かに昭和のアイドル見るとホントこの世のものとは思えないくらいみんな可愛いもんな。昔の映像見ると。いや今の子も可愛いんだけどなんだろ、昭和アイドルと比べると距離が近くて神秘性?が薄いのかな」と、マツコ擁護派の声は決して少なくない。
しかし、一方で「マツコもしょせん『最近の若者は~』っていう懐古厨のおっさんかよ!」「今はグループで売る時代で、ソロは売れないから仕方ないじゃん」「マツコのすぐブスブスっていうところ、あんまり好きじゃないな」など、批判の声も少なくなかった。
「今は容姿いじりも視聴者から厳しく批判される時代ですからね。アイドルへの思い入れが強いマツコだからこその発言だったかもしれませんが、おもしろくないと感じた視聴者も多かったようです」(芸能ライター)
「今度は男性アイドル特集もやってほしい」と、視聴者からの期待が高まっているが、もし次回があるとしたら失言には気を付けて欲しいものだ。