エンゼルスの大谷翔平投手(27)は17日(日本時間18日)、敵地でのレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発。股間に自打球を当てるアクシデントに見舞われても出場を続け、次打席で安打を放って5打数1安打とし、5試合連続安打をマークした。
敵地のファンからも心配の悲鳴が上がった。7回に回った第4打席、3球目のファウルはプレート付近でワンバウンドして股間に命中した。痛みに耐えきれず円を描くように跳びはねながら、天を仰いだり前かがみになったり…最後は苦笑いを浮かべて打席に戻った。これには地元放送局の実況も「Oh No…決して楽しい経験じゃない」と哀れんだ。
それでもベンチに下がらないのが大谷。この打席は空振り三振に倒れたが、出場は続け、次打席を9回に迎えた。相手5番手のスボールズが投げた内角へのカーブを、意地の右前打にしてみせた。
代走を送られお役ご免となったが、18日の同カードでの二刀流出場に影響はない模様。試合後、マドン監督は「明日投げる」と明言した。日米通算150本塁打まであと「1」。投打の活躍で今季4勝目を狙う。