5月10日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)の内容にドン引きする視聴者が続出している。
この日の前半のテーマは「ワクワクが止まらない!マジ中華の世界」。音楽よりグルメにハマったというミュージシャン・ホフディランの小宮山雄飛(48)が案内人として登場し、近年都内を中心に増加している「マジ中華の世界」を紹介した。
ここでいう「マジ中華」というのは、メニューはすべて中国語、スタッフもすべて中国人という中華料理店が提供する中華料理のこと。日本人調理師ではなかなか出せない本場中華料理の味を再現しているということで、小宮山も4年前、ライブの機会に名古屋で訪れたという中華料理店をきっかけに、すっかりはまってしまったと告白していた。
日本に位置しながら中国一色な中華料理店に、最初は「大事なのは味ですからね」と訝しげなマツコ・デラックス(49)だったが、池袋の中華料理店が提供する「薬膳汽鍋鶏スープ」など、中国色の強い料理を口にすると「おいしい」と驚愕。最終的には「私これリピーターになりそう」と絶賛していた。
いつも通り、おいしいものを食べて満足しているマツコに、視聴者は癒されているのかと思いきや、反応は真逆に。Twitter上には「マジ中華は行ってみたいけど、なんか怖い……。言葉の通じない中華料理屋って、侵略されていない?」「日本で中国人が日本語の通じない、日本人を相手にしない店をどんどん出していることについて楽しく観ることができなかった。読めない、分からないことを喜んでいるホフディランの人が分からない」「マジ中華は好きだけど、このままにしたら日本はいつか本当に中国化してしまう。この美しい日本を誰にも侵させてはいけない」など、悲鳴とも言える声が多数上がっていた。
「給料がここ30年上がっていないと言われる日本に対して中国は成長が著しく、明らかに元気がありますからね。マジ中華の出店が相次ぐ中、日本の中国化を本気で心配している人も少なくなかったようです」(芸能ライター)
番組では「おいしい料理を提供する店」などと称し、懸命にマジ中華を盛り立てていたが、それだけで好きになるほど視聴者の心は単純にできていないようだ。