元欅坂46で女優の平手友梨奈が7月スタートのテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」に出演し、女優の新木優子とともにWヒロインの1人を務めることを、各スポーツ紙などが報じた。
同作は、絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間とともに立ち向かっていく、Netflixで配信中の韓国の大ヒットドラマ「梨泰院クラス」のリメーク。
各紙によると、平手が演じるのは、竹内涼真演じる主人公・宮部新に恋心を抱きながら、新が営む居酒屋「二代目 みやべ」を大きく成長させていくマネジャー・麻宮葵役。
「梨泰院クラス」リメイクに主演の竹内涼真、大きな決断を迫られる?
クールで自己中な性格でありながら、IQ162の天才的頭脳を持つ、人気インフルエンサーという個性際立つ難役だという。
キャスティングにあたっては、原作者のチョ・グァンジン氏が、平手主演の映画「響-HIBIKI-」(2018年)を見て「彼女は原作の葵にピッタリです」と推薦。
平手は、「まさか原作者さんから直々にお言葉を頂けるとは思ってもいなかったので、正直驚きました。とてもありがたかったです」とコメントを寄せている。
「もともと、平手は欅坂時代から、グループの活動よりも、女優業の現場の方が精神状態が安定していた。なので、どの作品でもそれなりに演技が評価され、今回も原作者の目に留まることになったのだろう」(映画業界関係者)
このキャスティングの内幕はすでに昨年12月、ニュースサイト「文春オンライン」が報じた。同サイトによると、同ドラマのオファーが来た際、平手の事務所は『うちの平手で大丈夫ですか?』と答えを保留したという。
というのも、欅坂のころからライブやイベントをドタキャンすることがあり、脱退後もそれは変わらず。女子高生役で出演したTBS系ドラマ「ドラゴン桜」でも撮影に穴をあけることがあったため、事務所側はドラマを引き受けたとしても、『面倒を見切れないので断ろう』と判断したという。
しかし、平手自身はやる気満々で、事務所の判断に納得できず。そこで、事務所を辞めてでもドラマに出たいとなり、事務所側もそれを認めたというのだ。
今度の現場では、これまでのような失態はない……はずだが。