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大谷翔平 4試合ぶりにヒット 澤村と大リーグ初対戦も三振

レッドソックス対エンゼルス 4回表エンゼルス無死、中前打を放つ大谷(撮影・江口和貴)
 

レッドソックスエンゼルス 4回表エンゼルス無死、中前打を放つ大谷(撮影・江口和貴)(Nikkan Sports News.)

 

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が3日のレッドソックス戦に3番・指名打者で先発出場し、4試合ぶりにヒットを打ちました。また、この試合で澤村拓一投手と大リーグで初めて対戦しました。

大谷選手は2日の試合は代打での出場でしたが、3日にボストンで行われたレッドソックス戦は3番・指名打者で2試合ぶりに先発メンバーに復帰しました。

1回の第1打席は、初球の速球を打ってセンター方向に鋭い当たりでしたが、ショートへのライナーとなりました。

4回の第2打席は、アウトコースの低めの変化球を打ってセンター前ヒットとなりました。

大谷選手はこれが4試合ぶりのヒットで、この日、チームの初めてのヒットでした。

6回の第3打席は2アウト二塁のチャンスでしたが、レフトライナーに倒れました。

4点を追う9回、2アウトランナーなしの場面では、レッドソックスの4人目でマウンドに上がった澤村投手と大リーグで初めて対戦し、140キロ台後半のスプリットに空振りの三振となって、この試合は4打数1安打でした。

澤村投手は勝ち負けやセーブはつきませんでしたが、1イニングを投げて打者3人にヒットを許さず、無失点と好投しました。

試合はレッドソックスが4対0でエンジェルスに勝ちました。

レッドソックス 澤村拓一「胸を借りるつもりで投げた」

レッドソックス澤村拓一投手は、9回にマウンドに上がって大谷翔平選手やトラウト選手などエンジェルス打線の中軸を抑えて勝利に貢献し、「どんな展開でもチームから言われれば投げるのが仕事。自分はコツコツ、積み上げることでしか前に進めないと思っている。大谷選手は、本当にすばらしいバッターで日本を代表するというよりは、この世界を代表するようなすばらしいバッター、胸を借りるつもりで投げた」と大リーグでの初めての対決について振り返りました。

大谷 日本ハム時代に当時巨人の澤村と対戦

大谷選手はプロ野球日本ハムで1年目だった2013年6月5日に当時、巨人に所属していた澤村投手と対戦し、3打数ノーヒットに抑えられました。

日本での対決はこの試合だけでしたが、大リーグでは澤村投手が1年目だった昨シーズンの7月5日に対戦する可能性がありました。

この日の試合で澤村投手は6回途中からマウンドに上がり、7回ツーアウトランナーなしで大谷選手を迎えた場面で左ピッチャーに交代を告げられ、対戦はなりませんでした。

この時は大谷選手がホームラン31本を打っていて、大リーグトップのホームラン数だった時でした。

澤村投手は大リーグで日本選手と対決すること自体が初めてで、試合後、「大谷選手に限らず日本選手とは対戦したいと思っているし、全員との対戦を楽しみにしている。優先すべきなのはチームが勝つことなので、勝負は楽しめたと思うがまずは自分のすべきことをしっかりとやっていきたい」と充実した表情で振り返っていました。
 

参照元https://news.yahoo.co.jp/