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アマ13冠・堤駿斗 史上10人目の特例A級デビュー濃厚 プロテストで大器の片りん見せつけた

 B級プロテストを終えた堤駿斗

 B級プロテストを終えた堤駿斗

 13冠を獲得した“アマチュアボクシング界の最高傑作”堤駿斗(22)=志成=が26日、都内でB級(6回戦以下)プロテストを受験した。テストは筆記試験、スパーリング3回、シャドー1回。スパーリングでは同門で元WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の森武蔵を相手に素早いジャブ、カウンターの右アッパーを繰り出すなど大器の片りんを見せつけた。

 1週間ほど前にスパーリングを再開したばかりとあって、「まずまずというか、よかったとは言えないですけど、最悪な結果を免れた」と控えめにコメント。「これからはプロ意識。いろんな人が見てくださるので、恥ずかしい姿、よくない場面をなるべく見せない努力をしないといけない」と決意した。

 堤の所属ジムは、29日試合予定の但馬ミツロ(3150)を合わせて史上10人目となる、特例でのA級(8回戦以上)デビューを今夏に計画している。テスト担当者の1人は「(ワシル)ロマチェンコみたいだった」とウクライナの元3階級制覇王者になぞらえて高く評価。合格とA級デビューは濃厚とみられる。

 

参照元:https://www.daily.co.jp/