牛丼チェーンの吉野家は19日、社会人講座で問題発言をした常務を解任したとHPで発表した。
発表文書によると、前日に臨時取締役会が開かれ、18日付けで執行役員と吉野家取締役から解任したという。
解任理由については「同氏は人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することの出来ない業務上著しく不適任な言動があったため」と説明。さらに「今回の事態を重く受け止め、当社及び当社グループ役員に対するコンプライアンス研修を2022年5月に開催し、コンプライアンス遵守の徹底に取り組んで参ります。ステークホルダーの皆様にはご心配とご迷惑をお掛けしております事を深くお詫び申し上げます」と、役員への研修を実施するとした。
常務は早大が主催する社会人講座で「生娘がシャブ漬けになるような企画」など発言したことがSNSなどで発覚。瞬く間にバッシングが起こり、吉野家も前日に謝罪文を掲載。早大側も講師を降板させたことを発表していた。