4月6日放送の『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で行われたドッキリ企画に対し、視聴者から「かわいそう」との声が集まっている。
今回行われたのは、「『それ、俺の方が先にやってる』とキャラ被りに難癖つけてくる先輩、かわすのムズい説」。キャラが被っている先輩芸人が「俺とキャラ被ってるんだけど」「そのネタやめれる？」と言ってきたら、後輩芸人はどう反応するのかを検証するというものになっていた。
最初のターゲットになった自衛隊芸人のやす子（23）は、自衛隊芸人の先駆者ともいえる芸歴20年目のテキサス（45）から「めっちゃ被ってるね、キャラ」「キャラ封印できたりする？」と詰め寄られ、恐縮しながら「自衛隊芸人辞めます」「上官の命令は絶対なので」と苦渋の決断。次に仕掛けられたギャル芸人でお笑いコンビ・エルフの荒川（25）も、難癖をつけてくるお笑いタレントのゆーびーむ☆（33）にネタを封印され、ドッキリが明かされると安堵しながらも「ヤバすぎた、マジで。最低過ぎました」と本音を明かしていた。
そんな中で、ダウンタウン・松本人志（58）のモノマネでおなじみのJP（38）もドッキリの被害に。松本のそっくりさん歴30年のものまねタレントコンビ・ダウソタウソの松本等しい（58）が、「僕がJPに、もうだから辞めてできれば封印してもえんかな？っていうことを本人に言ったらどうや？」と解読不能な言い回しでネタの封印を迫っていくと、JPはネタを続けたいという気持ちから涙目に。松本本人への熱い思いを語り、目に涙を浮かべながらJPが「今後とも松本さんをやらせていただきたい」と頭を下げたところで、これが『水ダウ』のドッキリだと明かされた。
すると、「よかったぁ……」と安堵したJPは、人目もはばからず「ほんとにもう、だから辞めなきゃいけないと思ったから……」「ここまでやってきたのに……。ここまでやってきたと思ったのに、辞めなアカンと思ったから」と大号泣。
観ていた視聴者も思わずもらい泣きしてしまった人が多かったようで、「ちょっと流石にこれはJP可哀想すぎる」「ドッキリでも かわいそう」「ドッキリとはいえ頑張ってきたモノマネ封印しろって迫られるの辛かったと思う…」と批判の声が噴出。VTRを見ていたダウンタウン・松本人志も「いや、まぁええ子やからな。あんななっちゃうのよ」と同情していた。
「JPといえば、松本が新型コロナウイルスの濃厚接触や陽性で『ワイドナショー』（フジテレビ系）を欠席した際に、代役として出演したことで一躍話題に。以前からモノマネはしていましたが世間に定着したのはここ最近だったため、JPがネタの封印を迫られパニックになるのも当然でしょう。」（芸能ライター）
人を追い詰める系のドッキリは、令和の時代には向かないようだ。
『水ダウ』ドッキリ企画モノマネ芸人JPが大号泣で批判殺到「かわいそう」
