俳優の阿部寛(57)が17日、都内で行われた主演映画「とんび」(4月8日公開)の完成披露舞台あいさつに北村匠海(24)らと登場した。
直木賞作家・重松清の小説を原作に、不器用な父とその息子の姿を昭和から令和に渡って描いた感動作。この日は阿部が居酒屋でお酒を吹き出すシーンに話題が集中した。
コロナ禍での撮影とあって、撮影用の水だと消毒が大変になるとの配慮から持参した高アルコール度数のお酒を使用したといい、阿部は「時期も時期だったので、90度くらいのお酒だったら少しは弱まるんじゃないかと思ってやりました」とニヤリ。息子役の北村は「お酒というか燃料みたいな度数で…。役者魂をみました」と驚きを隠さなかった。