嵐の松本潤(38)が15日、都内で行われた主演映画「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」の大ヒット御礼舞台あいさつに共演の香川照之(56)、杉咲花(24)らと登壇した。
マイペースで凄腕の弁護士・深山が裁判有罪率99.9%の刑事事件に挑む人気ドラマシリーズの劇場版で、昨年12月30日に封切られ興収20億円を突破。おやじギャグが好きな深山ら個性的なキャラを俳優陣がアドリブ満載で演じており、謎解きとお笑い要素の融合が魅力となっている。
深山の寒いギャグに、上司役の香川が爆笑し、後輩役の杉咲がほほ笑ましく見守るまでが一連のパターン。「笑った」という口コミ評価を伝えられた松本は「ギャグのところは、やってる方としては『こんなに間が持つのか?』と思うんですよ。滑り芸なので。ドキドキしてます」と内情を明かし「夫婦漫才みたいなもので(香川と)セットなんです。横で(杉咲が)笑ってるところまでを含めた3人の団体芸です」と説明。“相方”の香川は「私たち、汚れですから」と笑わせた。
撮影前に演者たちがアイデアを出し合い、アドリブで台本を膨らませていくのがドラマ版から続くシリーズの特徴。新加入組の杉咲は「こんな作品初めて」と振り返り、香川も「この映画は台本があとかたもない映画ですから。いじっちゃうんですね、勝手に」とうなづいた。
この日の模様は全国165スクリーンにパブリックビューイングされ、榮倉奈々ら登壇していないキャストのメッセージ映像も流された。ヒットのお祝いムードの中、映画の出来栄えを点数で聞かれた松本は「100になりました!」と喜び「110、120、130にするのはみなさんです」と客席に呼びかけていた。