全日本空手道連盟は30日、カザフスタンで行われたアジア選手権(20~22日)に派遣した選手団28人のうち8人が新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が認められたと公式サイトで発表した。スポーツ界でオミクロン株への感染が認められたのは初。
同選手権から帰国した際に実施したPCR検査で、選手10人、スタッフ1人の計11人が新型コロナウイルス感染していたことが24日に判明。この日までに11人のうち、8人のオミクロン株感染が確認されたという。残る3人についてもオミクロン株への感染疑い、または可能性があるとしている。感染者はいずれも無症状、軽症という。
25日に改めて陰性者にPCR検査を行ったところ、さらに選手2人、スタッフ2人の計4人の陽性が判明。この日までにこの4人ついてのオミクロン株への感染については、関係機関からの連絡はまだないとしている。
さらには定期的なPCR検査で新たに2人が感染。いずれも無症状、軽症。これで陽性者は合計16人(選手13人、スタッフ3人)となった。