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渋野日向子 常時出場圏内の20位で突破「ギリギリ入れて良かった」

 来季出場資格を獲得し、笑顔を見せる渋野日向子(左)と古江彩佳=ハイランドオークスGC(共同)

 来季出場資格を獲得し、笑顔を見せる渋野日向子(左)と古江彩佳=ハイランドオークスGC(共同)

 「米女子ゴルフ・最終予選会・第2週最終日」(12日、アラバマ州、ハイランドオークスGC=パー72)

 2週間にわたり、計8ラウンド144ホールで争われた最終予選会が終了した。古江彩佳(21)=富士通=は通算18アンダーの7位、渋野日向子(23)=サントリー=は10アンダーの20位で来季米ツアー出場資格を獲得した。首位のスコアは33アンダーだった。

 29位から出た渋野は5バーディー、2ボギーの69で巻き返し、常時出場圏内の20位に食い込み「20位か21位かどっちかなみたいな感じだったんですけど、ギリギリ入れて良かったです」と心からの笑顔を見せた。

 大目標に掲げていた米ツアー出場権を手にし、「1年間通して全試合出られるわけではないと思うけど、たくさん戦えると思う。いろんなところに行ったりとかして、移動の大変さとかいろいろ感じることができるのはいい経験だと思うので、めちゃくちゃ楽しみです」と声を弾ませた。

 最終ラウンドは1番でボギー発進となったが、8番で30センチにつけ、9番は2・5メートルを決めて連続バーディーを奪った。後半インでも11、12番で連続バーディー。13番はボギーとしたが、14番でバウンスバックを決めた。

 79と大きく崩れた前日から10打縮め、「昨日、すごく悔しくて最終日を迎えるのが怖かったけど、何とかアンダーで回れた。いい締め方はできたと思いますし、本当にいい経験ができた」と振り返った。

 長い戦いを終えて「日に日にプレッシャーと戦って、のびのびできる環境ではなかったけど、自分らしいゴルフができた日もあれば、全てさらけ出してしまった日もあった。トータルでは自分の成長した部分も見られたし、まだまだだなと思う場面もあったりして、何か忙しかったです。2週間悔いのないゴルフができて良かった」と総括した。

 オフの予定については「自分がこっちの試合にどれだけ出られるか分からないけど、そのためにたくさん準備もしないといけない。そこの準備もしながら、家族とゆっくりしたり、実家のワンちゃんと遊んだりとかできたらいいかなと思います」と話した。

 最終ラウンド、18番でショットを放つ渋野日向子。通算10アンダーで20位となり来季出場資格を獲得した=ハイランドオークスGC(共同)

 最終ラウンド、18番でショットを放つ渋野日向子。通算10アンダーで20位となり来季出場資格を獲得した=ハイランドオークスGC(共同)

参照元https://www.daily.co.jp/