26日の卓球混合ダブルス決勝で、ペアを組んだ伊藤美誠と共に日本卓球界史上初の金メダルを獲得した水谷隼。その水谷が自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上のファンの間で物議を醸している。
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問題となっているのは28日の投稿。水谷は「とある国から、『○ね、くたばれ、消えろ』とかめっちゃDMくるんだけど免疫ありすぎる俺の心には1ミリもダメージない それだけ世界中を熱くさせたのかと思うと嬉しいよ 日本人の方は全て応援メッセージです ありがとう」と、26日の試合以降、日本以外のある国の人々からツイッターのDM機能を通じて誹謗中傷を受けている旨を暴露した。
水谷はこの文章を、2019年8月22日の投稿を引用しながらツイートした。2年前の投稿は「そんなにいじめないで」という一文に「既読しろ! しね!」、「返信しろカス」といった心ないDMのスクリーンショットが添付されているという内容だが、なぜ引用リツイートしたかについては触れていない。
水谷の投稿を受け、ネット上には「そんなしょうもない行動してる人が多いのは悲しい」、「引用リツイートにあるような卑劣な内容が日夜送られてきてるのは地獄だな」、「とある国ってどこだ? 決勝の結果に難癖つけてるらしいあの国か?」といった反応が寄せられている。
一方、「そういう逆撫でするような発言は慎むべきでは?」、「効いてないアピールはアンチが調子に乗るだけだから止めといた方がいいと思う」、「こうした中傷は自分で晒し上げずにどこか公的な組織に相談した方がいいんじゃないか」という指摘や苦言も複数見受けられた。
「水谷は26日の混合ダブルス決勝で中国のペアを破って金メダルを獲得しましたが、水谷が新型コロナ感染防止対策のため禁止されているボールに息を吹きかける行為、伊藤がこちらも禁止されている卓球台を触る行為をそれぞれ行った、並びにそもそも卓球台が小さかったとして、中国のSNS上では試合直後から批判が噴出していることが伝えられています。そのため、水谷を誹謗中傷している『とある国』は中国なのではないかと推測しているファンは少なくないようです。一方、へたに言及すると事態がさらに悪化するリスクがあるとして、公の場で発言する前にまず然るべきところに相談するべきではないかという意見も見られます」(スポーツライター)
発信源が中国なのか、それとも別の国なのかは不明だが、誹謗中傷を受けている事実は確かと思われる水谷。あまりに続くようなら然るべき対応を取った方がいいのかもしれない。