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大河ドラマにも出演決定!『美笑女グランプリ』初代女王・高野渚、ドラマにバラエティに大活躍

高野渚
高野渚

 “笑顔が人々を幸せにする”ような女性を公募し、グランプリを決定する吉本興業主催の『美笑女グランプリ2021』がコロナ禍の今年、開催を決定した。2019年に開始した同コンテストは昨年、コロナ禍の状況を考慮して開催を延期した経緯がある。今年はオーディションスタイルを大幅に変更し、感染症対策をしっかりした上で開催を決定。

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 エントリーの窓口をTikTokに設け、吉田朱里発案の「#笑顔覚醒」のハッシュタグをつけて動画を投稿することでエントリーを完了させる新しい手法を取るなど、リモートを審査に積極的に取り入れている。大会のスペシャルサポーターは井上裕介(NON STYLE)、吉田朱里。また、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン、金原早苗(吉本新喜劇)、エルフ、太田夢莉、渋谷凪咲(NMB48)、ami(Jewel)もサポーターとして参加する。

 同オーディションの初代グランプリ獲得者で、現在NHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演する高野渚に、同コンテストの魅力や、今年の開催方法について話を聞いてきた。

ーー『美笑女グランプリ2021』の開催が決まりました。初代グランプリの高野さんは今回の開催についてどんな風に感じましたか。

 高野:去年開催されるはずが中止になってしまって、だからこそ今年開催されることはすごく喜ばしいことだと思います。「笑顔」がコンセプトになっていて、この『美笑女グランプリ2021』の開催を通じて、こんな世の中ですけど、いろんな人に笑顔を届けるきっかけが作られたらいいなと思います。この時期だからこそ、このオーディションが必要だってわたしは考えています。

ーー高野さんが2019年にこのオーディションに参加しようと思ったきっかけは何だったのですか。

 高野:笑顔でいろんな人を幸せにするというコンセプトがすごくいいなって思えたからです。

ーーオーディションを受けるに当たって笑顔の練習などはしたのですか。

 高野:本番に向けて笑顔の練習はしました。笑顔についてはそもそも人から褒められることは多かったんです。

自信はなかったけど、小さい頃から写真を撮る時は自然と笑顔を作ったりしていて、わたしの笑顔を通じていろんな人を幸せにできたら素敵だなって。

ーー主催は吉本興業吉本興業主催の女性オーディションということで、意外な感じはしませんでしたか。

 高野:しました。やっぱり吉本は芸人さんがメインというイメージがあったので、女性のお笑い芸人さんを募集しているのかなって思ったりもしました。でもよく調べてみると、グランプリ特典がドラマ出演だったりして、わたしは演技の世界で生きていきたいと思っていたので、ぜひ参加したいなって思ったんです。

ーーグランプリを取ったあとは有名なドラマにも多数出演されました。チャンスをものにした高野さんだからこそ今年参加する人へのアドバイス、メッセージのようなものはありますか。

 高野:まずはやっぱり笑顔に自信を持っている人にぜひ受けて欲しいなって。わたしもオーディション中はずっと笑顔でいることを心がけていました。選考の過程でちょっとくじけそうなことがあったとしても、笑顔で頑張り続けることが大事だと思います。

ーー今回はTikTokでエントリーという手法が取られています。

 高野:わたしの時は直接だったので、驚きました。リモートだし、難しいだろうなとは思います。でもTikTokでエントリーだから、動画を見やすく、笑顔が見えやすく作ることが大切だと思うんです。テンションを少し上げて挑むくらいでいいと思います。参加する人には頑張ってほしいです。

ーー高野さんは女優志望だそうですが、どうして女優さんに憧れるようになったのですか。

 高野:もともと小さい時から、ドラマとか映画とかを見ることが好きだったんです。自分も中の人になりたいなって。ほかにも美容師になりたいとか、ケーキ屋さんになりたいとか、お花屋さんになりたいとか、そういう夢もあったんですけど、女優をめざすことでいろんな職業になれる。そういう点も素敵だなと思ったのが理由です。

ーーグランプリを経て、今年はNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演されています。

 高野:女中役なんです。所作がすごく難しいです。昔の言葉を話すのも。でも楽しんでやれていると思います。

ーー将来はどんな女優さんになりたいのですか。直近、こんな役を演じてみたいとか、夢はありますか。

 高野:わたしは関西出身なので、関西弁の役とかをやってみたいです。あと、映画をもっとやりたいです。サスペンス系の映画が好きなので、推理物なんかにも出てみたい。漫画も好きなので漫画の実写化作品にも出てみたいです。

ーーいつか共演してみたい女優さんはいますか。

 高野:いっぱいいるんですけど、強いて言うなら佐々木希さんです。わたし、昔から佐々木希さんの大ファンなんです。写真集も全部持っているくらい。仕事というよりファン意識で会ってみたいなって思います。生で拝んでみたいです(笑)。

ーーバラエティにもたくさん出ていますね。『ワイドナショー』(フジテレビ系)とか、ダウンタウンさんの番組が多い印象です。松本人志さんからトークを振られたりするのはドキドキしませんか。

 高野:『ワイドナショー』は自分の意見を考えていかないといけないし、振られたら的確な答えをしないといけない。すごく緊張感があります。自分の意見はしっかり伝えたいって思いながら頑張っています。

ーー松本人志さんにはどういう印象を持ちましたか。

 高野:一番最初に楽屋にあいさつに行かさせてもらったんです。『美笑女』グランプリ出身のことをいじられたりしたんですけど、そういう場所でもすっと会話を盛り上げて、笑いを作るところがさすがだなって思いました。

ーー読売テレビの『浜ちゃんが!』にも出られたんですよね。

 高野:浜田雅功さんはすごく明るい印象だなって思いました。カメラが回っていないところでもみんなをワイワイと盛り上げてくれる人でした。ダウンタウンさんと共演したことを両親がすごく喜んでくれました。

ーーそんな高野さんを世に出した『美笑女グランプリ』。最後に今年の開催についてメッセージをお願いいたします。

 高野:わたしも実際にTikTokで動画を作ったりしたんですけど、すごく簡単で、新しくて楽しいSNSだなって印象を持ちました。ぜひたくさんの方に動画を投稿して参加してほしいなって思います。このグランプリを通じて、新しい人たちが、自分の笑顔でいろんな人を幸せにすることができれば素敵だなって思います。