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『鬼滅の刃』はやっぱりジブリを超えられない? アカデミー賞ノミネートを逃す

鬼滅の刃』はやっぱりジブリを超えられない? アカデミー賞ノミネートを逃す

日本国内で空前の大ヒットを遂げ、6月にはDVDとBlu-rayの発売も決定している長編アニメーション映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。残念ながら海外での名声を手に入れることはできず、ネット上にツッコミの声が続出している。

2月26日から1週間、同作はアメリカの映画館で限定上演された。これは『第93回アカデミー賞』にノミネートされる権利を得るための施策。ところが3月15日に発表されたアカデミー賞ノミネート作品の中に、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の名前は無かった。

結局『鬼滅の刃』はジブリに勝てない?

思惑を外してしまった『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に、ネット上からは、

《ダッサww》
《ノミネート候補になるためにアメリカで少しだけ上映してたのほんま草》
アカデミー賞とりたい一心でアメリカで1週間だけ上映したのに…》
《普通に鬼滅おばさんも受賞すると思ってないでしょ》
《日本国内の賞ならともかく、世界的な賞は厳しいでしょう》
《思ったより話題になってない時点で、みんなあんまり期待してないやろ》
《審査員は漫画一から読んでないだろうからな。無限列車編だけ見てもちんぷんかんぷんだろうよ》
《無理にアメリカで上映しなくても良かったのでは。鬼滅大好きだけど、賞のために1週間限定公開って『え!?』って思っちゃった》

などの厳しい声が殺到している。

「『無限列車編』はアニメ『鬼滅の刃』第一期の続きを描いた作品。アニメや原作を見ていなければ、登場人物の名前はもちろん、映画の内容も分かるはずがありません。またアメリカをはじめとした国外では、日本ほどの〝鬼滅ブーム〟など起こっておらず、多くの人が最初から『アカデミー賞』のノミネートは不可能だと思っていたようでした。同作はおとなしく『日本アカデミー賞』を待っておくべきだったでしょう」(映画ライター)

〝作家による作品〟と〝企業が作った作品〟は別。どちらが良いということではないが、劇場版『鬼滅の刃』はアカデミー賞の琴線にはまったく触れなかったようだ。