花咲舞役の今田美桜女優・今田美桜（２６）が４月１３日スタートの日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」（土曜、後９・００）に主演し、主人公・花咲舞を演じることが１４日、分かった。２０１４、１５年に女優・杏（３７）の主演で放送された人気ドラマの新シリーズ。池井戸潤氏の新たな原作小説を、新たなキャストでドラマ化する。
前作は池井戸氏の小説「不祥事」を原作に、事件をスッキリ解決する痛快ストーリーを描き大ヒット。今作では、前作放送後に出版されたドラマと同名の小説を原作に、大手銀行の古い体質や不条理に黙っていられない花咲が、支店や本部の事件や不祥事をズバッと解決していく。
２５年前期のＮＨＫ連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインを射止めるなど引く手あまたの今田は、今作への出演を「１０年前に大ヒットしたドラマの新シリーズを担当できるのは光栄です」と喜んだ。役の印象を「忖度（そんたく）や権力など関係なく立ち上がって、ズバッと物申していく銀行員。曲がったことが許せない姿勢に私も力をもらいます」と明かし、「視聴者の皆様が爽快な気持ちになれるような、そんな土曜日にできたらうれしいです」と意気込んでいる。
池井戸氏は「花咲舞を今田美桜さんがどう演じられるか、ほんとうに楽しみです」と期待。「自分は小さな存在でも、旧態依然とした大企業の闇に力一杯立ち向かう花咲の姿は、観る人たちに勇気を与え、閉塞感漂ういまの世の中に吹く一陣の風になってくれるでしょう」と思いを語った。
今作では、花咲と名コンビを組む、出世をあきらめた元融資マン・相馬健に加え、新たな強敵として上層部からの刺客・昇仙峡玲子が登場する。キャストは今後、発表される。
「花咲舞が黙ってない」 今回の主演は今田美桜
