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フジ「呼び出し先生タナカ」やらせ疑問に「狙いにいった答えは排除」

 アンガールズ・田中卓志

 フジテレビ「週刊フジテレビ批評」が17日、放送され、9月14日に放送されたバラエティー番組「呼び出し先生タナカ 指原の弟子・村重杏奈4度目のビリなら停学SP!」が同局の9月番組審議会にかけられた様子が伝えられた。

 同番組は、アンガールズ田中卓志が教師役となり、芸能人のおバカな生徒達を熱血指導するお笑い教育一斉テストバラエティー

 委員長を務める弁護士の但木敬一氏から「出演者が本気でやった解答を流しているんですか?それとも笑いをとるために考えたネタを出しているんですか?」と疑問がぶつけられた。

 番組の責任者にあたる島本亮チーフプロデューサーは「基本的に狙いにいった答えは全部手前(事前)のテストのチェックで排除しています」「不器用でも本人に理由があって、正解だと思って書いた答えを珍答として扱いたいなと」と答えた。

 総合演出の日置祐貴氏も「本当にリアリティーがあるように生徒達がちゃんと答えたんだよというのを、もう少し描けるようになったら勉強ができる方も納得して笑って頂けるようになるのかなと思うので努力していきたい」と約束した。

 一方で、委員の一人、放送作家小山薫堂氏は「見始めたときはすごく既視感があって、なぜこのフォーマットを今さらレギュラー化するんだろうなと思ったんですけど、見ていると意外にテクニカルにつくられていて」「緻密に計算された構成が実は光っていて、面白さにつながっている」と高く評価した。

 

参照元https://www.daily.co.jp/