8日に放送されたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」では、前日の放送でショックな言葉を“立ち聞き”した矢作(井之脇海)が、再び“立ち聞き”で暢子(黒島結菜)を支えることを決意。ネットでは前日の朝ドラ受けに感心の声が上がった。
この日の「ちむどんどん」では、信用金庫に返済する40万円という大金を暢子が店に置き忘れてしまう。あわてて店に戻った暢子、和彦(宮沢氷魚)、智(前田公輝)だったが、大金を入れた袋が見当たらない。智は矢作が盗んだと決めつける。
だが暢子は矢作を信じると反論。その時に矢作が店に入ってきて、お金は不用心だからレジにいれておいた…と説明。智は疑ったことを恥じ、謝るも、矢作は「疑って当たり前、謝る事じゃねえよ」と気にとめなかった。
その後、暢子は改めて給料を払えない、引き留めるわけにはいかない…と矢作に告げるも、矢作は「店が傾いたら人件費を削るのは当たり前」といい、立て直しに自分が必要なのかを確認し「なら、辞めねえ。この店に残る」と店の建て直しに力を貸すと宣言する。
その後、謝罪に来た智と屋台で飲み交わすと、矢作は暢子が自分を信じると言っていたのを店の外で立ち聞きしていたと振り返り「もう二度と恩を仇で返す真似はしたくねえ」「嬉しかったよ。いつかあの店を必ず流行らせてみせる」と智に約束する。
前日の放送で矢作は、店の外で、暢子と和彦が自分を辞めさせようと話しているのを立ち聞きしてしまい、朝ドラ受けで、華丸は「店がうまくいかないのは立ち聞きできる間取り」と指摘していたが、実は立ち聞きできる間取りだったからこそ、矢作は暢子の優しさに気づき、改心できたとも言える。
ネットは「また立ち聞きw華丸さんのコメントがリフレインした!」「今日の主役は文句なしに矢作さんです」「矢作さんがいいヤツすぎて泣けるーー」「矢作さん劇場よかったですね」「今日のちむどんは矢作さんがナイスすぎた」の声が上がっていた。