俳優の役所広司(66)が11日、都内で、主演映画「峠 最後のサムライ」の公開後舞台あいさつに、共演の永山絢斗(33)、坂東龍汰(25)と出席した。
幕末の動乱を描いた司馬遼太郎の長編時代小説「峠」を映画化。長岡藩家老・河井継之助を演じた役所は「絢斗君も坂東君も『役にピッタリの俳優さんがいるな』と撮影中に思っていました」と共演した感想を語った。
撮影中に継之助の墓参りに行ったという永山は「イオンにお墓参りのお花を買いに行ったら、役所さんとバッタリお会いした」と遭遇を回想。これに役所は「僕は部屋で食べる酒のつまみを買いに行った」と振り返った。
撮影は4年前。当時デビュー1年目という坂東は「とにかく緊張していました。偉大な先輩の中でお芝居できるのは光栄なことでしたが、初日はガチガチに緊張していた」と回想。これに役所は「緊張しているようには見えなかったよね」と俳優としての“素質”を絶賛した。