歌手の氷川きよし(44)が人気ゲームシリーズ最新作「信長の野望・新生」(7月21日発売)に、オリジナル戦国武将として登場することが22日、分かった。ゲームとのタイアップは芸能生活23年目で初めて。新曲「雷鳴」(7月21日配信)がエンディングテーマに起用されることも決まった。
「-野望」はプレーヤーが大名となり、武将に指示を出して天下統一を目指す歴史シミュレーション。織田信長、武田信玄、上杉謙信、毛利元就といった名だたる戦国武将に、「氷川きよし」の名で仲間入りを果たした。ゲームの進行次第では、日本史に名を刻む猛者たちと激しい合戦を繰り広げることになる。
うり二つのビジュアルではロングヘアを束ねて、甲冑(かっちゅう)ではなく、淡い青色の袴をまとう。注目の能力値は、福岡生まれの実際のプロフィルに合わせて「筑前国出身」となり、主義「革新」、特性「絶唱」と設定された。
令和から“タイムスリップ”して戦国絵巻を彩る氷川は、「自分が武将になってゲームに登場するなんて、夢にも思っていませんでした。とても素敵なキャラクターにしていただき、感激です」と興奮。ミディアムバラードに仕上げた「雷鳴」については、「とても勇壮な楽曲となっております」と紹介した。
制作のコーエーテクモゲームスは氷川とのコラボ理由を、「常に新しいものにトライし、エンターテインメントを通して多くの人たちを元気づける姿勢と素晴らしい歌唱力」と挙げていた。