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井上尚弥、勝利の「差」明かす「倒せるって自信はありました」ドネア戦後初のTV出演

井上尚弥

 ボクシングのバンタム級で日本初の世界3団体統一王者となった井上尚弥(29)=大橋=が12日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、7日のドネア戦を振り返った。井上は同戦後、これがテレビ初出演。「(体は)全然問題なく」といい「早いラウンドも、判定決着も想定していたけど、全てドネアの出方次第と思っていた」と振り返った。

 MCの東野幸治から「2年7カ月前のドネア選手と今回のドネア選手。何か違いはありましたか」と問われると、「リング上がって見たときに、体重の戻し方に差を感じた。ちょっと低めで設定して上がってきているなって思った」と井上。「スピード重視の作戦なのかなと思った」と分析していたという。

 また、東野が「普通の選手はどれくらい戻すものなんですか」と問うと「人それぞれ。僕は軽量級なので、過去最高戻したのは6キロなんです。水分と食事してなんですけど」と返答。「ただ、2年7カ月前のドネアとの1戦目は3キロしか戻ってないんです。意識したんじゃなくて、ドネアをリスペクトしすぎて、気を引き締めすぎたというか。水分を気をつけすぎて、3キロしか戻らなくて」と明かした。その上で「今回は5・5キロ戻したんです。その段階で、かなりの差があった」と井上。「体重も戻っているし、パンチに体重もすごく乗っているし、これはもう倒せるって自信はありました」と振り返った。

 ダウンタウン松本人志が「今回、リングの中の重力が軽いんかと思ってしまうくらい、スピードが半端じゃなかったですよ」とハイテンションで言うと「体重を増やしたんですけど、スピードが落ちなかった。その時点でコンディションは120%でした」とうなずいていた。

 

参照元https://www.daily.co.jp/