春を迎え、コロナ禍が落ち着きを見せる中、「久しぶりに近所で花見でもしようか」と考えている読者も多いことだろう。そんな、ちょっとした行楽のお供にオススメなのが、コンビニの“寿司”だ。
「コロナ禍で家飲み需要が高まったことで、お酒のツマミとして、多くの“寿司”商品が開発されました。さらに、冷蔵・冷凍技術の進化によって、寿司ネタやシャリのクオリティが高まっているんです」
と力説するのは、コンビニジャーナリストの吉岡秀子氏だ。今回は、同氏協力のもと、3大チェーン(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)の商品から、“本当にうまいコンビニ寿司”を紹介しよう。
まずは、セブンの『具だくさんバラちらし寿司』(496円)から。
「サーモン、エビなどの海鮮をはじめ、玉子、シイタケの煮物などの具をちりばめた、華やかなお弁当です。舌だけでなく、目でも楽しめますね」(前出の吉岡氏)
また、少しぜいたくをしたい気分なら、〆サバやイワシ、アナゴなどの“江戸前”のネタが並ぶ、豪華絢爛なファミマの『にぎり寿司盛り合わせ(10貫)』(628円)をチョイスするのも一興だ。
また、お花見弁当の定番“助六寿司”を買うなら、ローソンの『太巻きとツナマヨネーズ細巻のセット』(441円)がオススメ。
「助六寿司はコンビニ各社が販売していますが、中でもローソンは、いなり寿司と太巻きを3つずつ、それに細巻き4つを足したボリューム満点のセットです」(グルメライター)
食べ応えのあるセットでいえば、ファミマの『納豆細巻3種盛(プレーン・青じそ・梅)』(348円)という手もある。食べ比べができて、納豆巻き派にはたまらない一品だ。