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さんま「ギャラ下げて」と交渉した過去 後輩の生活のため思いとどまる

明石家さんま

 タレントの明石家さんまが12日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(後10・00)に出演。芸能人のギャラについての話題で、所属する吉本興業に「下げてくれって言ったことがある」と明かした。

 番組の冒頭、さんまは「われわれは吉本なので言ったらキリがない。オレも頑張って、給料少しでも上げるように…」と発言。すかさず共演のタレント・村上ショージから「兄さんはこれ以上、上げなくていいでしょ」とツッコみが入った。

 さんまは「社長、会長に会った時には、それなりに話をするよ」と前置き。「『上げてくれ』って言ってないねん。『下げてくれ』って」と驚きの告白。その意図について「番組の制作費もなくなるし、少ないし。お金がない中で高いギャラのオレが『下げてくれ』って、会社に言ったことがあるんですよ」と説明した。

 出演者一同から「えぇー」と驚きの声が上がる中、ショージは「そんなことしたら、朝から晩まで(テレビに)出るようになりますよ」と“薄利多売”になるとクレームを付けた。さんまは後輩・東野幸治からもブレーキをかけられたと説明。「さんま兄さんが下げるとわれわれ、中堅芸人が下げないといけない。われわれは大丈夫ですけど、もう1つ下の後輩たちの生活が大変になる。順番に下がっていくから、それはやめてください」と懇願されたと明かした。

 吉本芸人ならではのピラミッドにさんまは「『オレが下げたら、そんなに迷惑がかかるのか』って、やめたんです」と納得。「『会社のためにノドから血が出るほどしゃべってきた。裂けるほど喋(しゃべ)ってきたわ』って、マツコ(・デラックス)に言ったら、『でも裂けないのよねぇ』って言われたわ」と限界突破していないことをいじられたと明かし、笑わせた。

参照元:https://www.daily.co.jp/