2021年4月に設立した「よしもとアカデミー」が12日、5校合同で1DAYオープンスクールを開催。お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政(36)と嶋佐和也(35)は、大阪・難波のよしもとデジタルエンタテイメントアカデミー大阪校で、デジタルスクール「よしもとデジタルアカデミー(YDA)」の講師を務めた。
同スクールでは芸人と関わりながら、デジタルコンテンツの最先端を学んでいく。2019年1月にYouTubeチャンネルを開設し、現在は登録者数26万人を超えるニューヨークは、「最初は自分らのラジオをやりたかったんです。YouTubeで、生でラジオをやっている人はいなかったから」と経緯を明かした上で「これが恐ろしく再生回数が伸びなくて」などと自虐ネタで笑わせた。
屋敷が「思いついたことを、死ぬほどやってきた」と明かすなど、頻繁に投稿を続けてきた2人。今後、YouTubeに挑戦する芸人について問われると、嶋佐は「むずいなあ。いまは本当に増えたので。でも、今は特に狙ってやってうまくいかない時がしんどい。無理のない範囲、企画を」と助言した。
2人のYouTubeチャンネルは現在、4人の放送作家が企画を立案。そこに、編集スタッフも加わっている。
気になる収入について、屋敷は「俺らはそこまでですね。6人で割ってるので」と説明。「本当にフリーターさんくらいの給料をもらっている感じ」と言うと、嶋佐は「めちゃめちゃバズってるタイプじゃない。最高で200万再生とかですけど、かまいたちさんや霜降り(明星)みたいに、バズりまくってるわけじゃない」とした。
さらに「アイツらは(月に)何百万と稼いでます。僕らは何十万です」とボケながら明かすと、屋敷が「かまいたちさんに、アイツらって言うな。(金額を)メモらせるな!」とツッコみ、会場の爆笑を誘っていた。