女優の安達祐実が18日にNHKで放送された朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の中の時代劇撮影シーンで、まさかの“大根演技”を見せ、朝ドラファンを沸かせている。安達といえば天才子役として名を馳せ、演技には定評があるが、そんな名女優がまさかの大根女優に。この設定で思い出されるのが、13年放送の朝ドラ「あまちゃん」の薬師丸ひろ子だ。
安達が演じる女優・美咲すみれは、東京に進出するも仕事がなく、映画村に戻ってくるが、わがままぶりは相変わらずで、イベントに出る代わりにドラマ「破天荒将軍」に出せと要求。
それが通り、撮影が始まるも、悪党に襲われ「きぃやぁぁぁ~」「そなたたち、何者じゃぁ~」と棒読み演技は相変わらず。監督らも顔をしかめる。
この安達の大根女優役でネットが思い起こしたのは「あまちゃん」で大女優・鈴鹿ひろ美を演じた薬師丸ひろ子だ。
薬師丸はその透き通った声で歌手としても実力を発揮。昨年末の紅白歌合戦でもその美声を披露しているが、「あまちゃん」内では、まさかのオンチという役どころ。ヒロインの母・春子(小泉今日子)が鈴鹿の影武者として「潮騒のメロディ」を歌っていたという設定だった。
ネットでも「安達祐実の役は『あまちゃん』で薬師丸ひろ子がやってた役とダブるね」「安達祐実のわざと下手芝居は、薬師丸ひろ子のわざと下手歌思い出させた」「上手い人が下手シリーズ、棒読みをする安達祐実が『音痴の薬師丸ひろ子』以上の破壊力」「安達祐実を大根役者にするなんて、薬師丸ひろ子をオンチとした以来の暴挙(笑)」など、安達の演技で薬師丸を思い起こす人が多数いた。