『わげもん』に出演するKing & Princeの永瀬廉(C)NHK
1月8日から放送される、King & Prince・永瀬廉主演のドラマ『わげもん~長崎通訳異聞~』(NHK・全4回)。出演する永瀬と小池徹平が撮影を振りかえった。「わげもん」とは、「和解者(わげもの)」=通訳者のこと。幕末の長崎を舞台に、言葉を操る者たちが来たる時代に立ち向かう姿を描く本作で、永瀬はオランダとの交易を通訳として支えてきたオランダ通詞(つうじ)だった父父を探すため江戸から長崎にやってきた主人公・伊嶋壮多を、小池は代々通詞の家に生まれ、才能を発揮する有能なオランダ語通詞・森山栄之助を演じる。初共演となる2人だが、小池と共演したことがあるKing & Princeのメンバー・神宮寺勇太にそれぞれ探りを入れていたそう。永瀬は「(小池さんは)めちゃめちゃ子どもの話をうれしそうにするって聞いてて。実際に現場入ってみて、予想以上にうれしそうに子どもの話しをするなと(笑)。上回ってきましたね」と振りかえる。また小池も、「神宮寺くんは永瀬くんのことを『真面目な頑張り屋さん』って言ってて、会ったら本当に関西弁の良い感じのおにいちゃんやなって感じで。親しみ感じるんですよね」と話し、意気投合したことを明かした。オランダ語や英語を話すシーンが多く、苦労したという2人。永瀬は「ドイツ語は変わった発音が多くて、特に『G』の発音がうがいのような感じなんです。2人で現場でずっと練習してて、結構うるさかったと思います。周りに『どんだけタン絡んでんねん』って思われてたかもしれない(笑)」と笑い、「でも小池くんは英語もオランダ語もあって分量も多いし、撮影の序盤のシーンがいきなり通訳するシーンだったんですけど感動しましたね」と小池を絶賛。一方で小池も、「『廉くんが話すオランダ語に聞き惚れる』って台本のト書きに書いていて、それって廉くんも魅せなきゃだめじゃないですか。それをいきなり現場でやっちゃうから、ヒーローだな、器用だなって僕も感動しました。こんなに忙しいのにですよ!? オランダ語のセリフの変更があっても、ばっちり決めてくる。NGもほとんどない。器用なんでしょうね」と明かし、お互いたたえ合った。放送は1月8日・夜9時から。全4回で、8日の第1回「父を探して」では、父を探し求めて壮多が江戸から長崎へ。唐人の父を持つ少女・トリ(久保田紗友)ら若者たち、怪しい魅力のある謎の男・神頭有右生(高嶋政宏)らと出会っていく。
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