タレントの明石家さんま(66)が1日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた正月興行「笑輪の笑い~Born ready達~」に出演した。さんまのNGK正月興行出演は40年ぶり。
満員の観客が見守る中、さんまはオープニングで松尾伴内、ジミー大西、中川家、次長課長、アキナ、アインシュタイン、ゆりやんレトリィバァの出演者とともに和装で舞台に整列。元日の来場に感謝するとともに、今回の公演が去年予定されていたことなどを伝えた。
その後、ジミーや松尾との出会い、中川家や次長課長にハートをつかまれたネタなどを明かしたが、盛り上がりすぎてアインシュタイン、アキナの紹介のはずがダメ出しの時間に。そこからも、さんまの超レアなモノマネ披露のほか、あの国民的番組について辛口コメントも飛び出した。早くも予定時間の大幅オーバーが知らされたが、ミニコント&ボケ合戦が続いた。
“本編”ではメンバーのネタと、レトロな大阪を舞台にした爆笑喜劇で楽しませた。
芝居は映画撮影にやってきたスタッフと、地元住民や学生とのやりとりでストーリーが展開。さんまは役に扮したメンバーたちに次々とツッコミを入れた。ボケ続けるジミーへの絶妙なツッコミに会場は爆笑に包まれた。テレビなどで見たことのあるクセの強いキャラクターが登場したかと思えば、モノボケのコーナーも。
さらに、東京から駆けつけたサプライズゲストの登場や観客とのやりとりでも大いに沸かせた。最後は名曲で会場全体が一つに。2022年のスタートから、さんまが笑いを届けた。