ＣＯＯＬ ＪＡＰＡＮ ＰＡＲＫ ＯＳＡＫＡ ＷＷホールミュージカル「ヘタリア～Ｔｈｅ ｗｏｒｌｄ ｉｓ ｗｏｎｄｅｒｆｕｌ～」の制作委員会が１４日、公式ホームページを更新し、トラック事故で音響機材が全壊したことを発表した。大道具、小道具が一部損壊するなどの大惨事となったが、幸いにも関係者の命に別条はなかったという。
これにより、１６日の午後６時から「ＣＯＯＬ ＪＡＰＡＮ ＰＡＲＫ ＯＳＡＫＡ ＷＷホール」で開幕予定だったが、１時間遅らせて午後７時の開演にすると発表。「復旧作業に時間が足りない状況にて、大阪公演自体の中止も検討しましたが、製作委員会にて慎重な協議を重ね、本作の上演をお待ちいただいたお客様の為にも、限られた時間の中で最大限の準備を」とし、「本来皆様にお届けしたかったクオリティに届かない公演になってしまう可能性もございますが、カンパニー一同で、今できる最高の上演を目指したいと思っております」と記した。
同委員会の関係者は「現時点で詳細について、お話しできることはありません。ホームページの発表が全てです」と話した。
この発表を受けて、「ヘタリア」がツイッター上でトレンド入り。ファンから「ピンチなのであれば全力で恩返ししないとバチが当たるし一生後悔する」、「どうかなんとか幕をあけられますように（泣）」、「頑張って！ヘタリアの運営さん！」など、応援メッセージが投稿された。
ミュージカル「ヘタリア」は、「少年ジャンプ＋」（集英社）で連載中のマンガ「ヘタリア Ｗｏｒｌｄ★Ｓｔａｒｓ」を原作とした舞台の最新作。イタリア役に長江崚行、スペイン役を山田ジェームス武らが務める。今月１６～１９日まで
大阪「ＣＯＯＬ ＪＡＰＡＮ ＰＡＲＫ ＯＳＡＫＡ ＷＷホール」で、同２３～３１日まで、東京「品川プリンスホテル ステラボール」で上演予定。
「ヘタリア」ミュージカル トラック事故で音響機材全壊 中止検討も１時間遅れで開演へ
