映画「東京リベンジャーズ」で「東京卍會」のドラケンを演じ、「日経トレンディ」が選ぶ「2021年 今年の顔」にも選ばれた俳優・山田裕貴が4日、TBS系「人生最高レストラン」に出演し、1カ月で12キロの減量に挑んだ経験を明かした。
自身のターニングポイントになった作品として「ストロボ・エッジ」(2015年)を挙げた山田。劇中ではチャラ男だったが、ヒロイン・木下仁菜子(有村架純)に真剣に思いを寄せる安堂拓海を演じた。
映画は少女漫画原作で、安堂はイケメンキャラとして女性には人気が高かった。当時まだ現在ほどの知名度の無かった山田が演じると発表されると、ネットなどで「誰だコイツ」「こんなヤツに演じてほしくない」と批判的なコメントが殺到した。「『日本中の女子高生が敵だ』と思った」ほどだった。
当時は若手の「イケメン俳優」としてひとくくりにされることに抵抗を感じており、あえて太って体重は70キロほどあった。しかし「見栄えで勝負する役が来ちゃった」となり「1カ月で12キロぐらい落としたんです。『見てろよ、全国の女子校生!』と思いながら」と批判をバネに減量を成功させた。
結果として「お芝居を見て変わりました」と見直す人が続出。山田も「自信になりました」と“大逆転”に鼻高々だった。「相当気合入れました。魂全部入れました」と当時の思いも告白。ご褒美として食べた「カレーハウスCoCo壱番屋」のカレーについても「『こんなうまいココイチある?』って思ったぐらい」と振り返った。