11月2日に放送された『マツコの知らない世界』で、MCのマツコ・デラックス(49)自身が神回を認定するシーンがあった。
この日のテーマは、「マツコの知らないご当地焼きそばの世界」。通常はふたつのテーマを30分ずつ紹介するのがこの番組のセオリーだが、今回は1時間のフル尺を使った構成に。案内人としては、クレイジーケンバンドのギタリスト・小野瀬雅生(58)が登場。都会的な雰囲気を醸し出す小野瀬だが、実は素朴なご当地焼きそばが大好きで、ブログにも焼きそば愛を綴っていたと語る。
「子どものころは肉や魚、野菜が大の苦手で、素の焼きそばを食べていた」と言う小野瀬に、同じく肉や魚をほとんど食べないと公言しているマツコは同調。序盤から意気投合した二人は、日本各地のご当地焼きそばを次々と食すことになった。特に茨城県で創業56年を迎えた老舗焼そば専門店中山屋は、2時間待ちが当たり前だという名店。昭和レトロ感漂う店内の様子が、より焼きそばをおいしそうに見せていた。
東北地方から沖縄県まで、1時間たっぷりご当地焼きそばを堪能したマツコは、最後に「私焼きそばを甘く見ていた」と反省。今回の放送を「神回にしてもいいんじゃない?」と認め、「今度はここ(スタジオ)に鉄板を用意して、焼いてもいいんじゃない?」と第二弾への意欲を見せていた。
実際に、番組を見たネットユーザーからも「マツコの知らない世界見てから焼きそばが食べたい」「のっさんの焼きそば愛がマツコさんに伝わってちょっぴり興奮なさっていましたね」「昨日から焼そば食べたくたまらない。マツコのせい」といった声が上がっていた。
「やはり食べ物をよりおいしそうに見せる芸能人については、マツコの右に出るものはいませんね。焼きそばが売り切れる店舗がまた続出するかもしれません」(芸能ライター)
さまざまなテーマを取り上げている同番組だが、やはり食べ物がテーマのときは最高に盛り上がるようだ。