入社6年目となるTBS・山本恵里伽アナの評価はうなぎ上りだ。同期の伊藤楓アナが今年退社するなど岐路に立たされる年代にあって、看板番組の「NEWS23」の担当は2年を超えた。
「メインキャスターの小川彩佳が昨年7月から産休を取った時は、3カ月もの間、メインキャスター代理を務めました。代理とはいえ、局アナが『NEWS23』のメインになったのは異例のことで『何なら小川と交代してもいいんじゃないの?』の声まで飛び交いました」(女子アナウォッチャー)
その魅力は、よくハーフと間違えられる色白の美貌で、一方で熊本出身らしく、焼酎をグイグイやるという意外な豪快さも持ち合わせている。さて、小川の復帰後は再びサブキャスターに戻ったが、この夏、異変が起こった。8月30日付けでサブの座を先輩の男性アナ・国山ハセンに譲り、自身は現場の取材に立つフィールドキャスターに転出。前出の女子アナウォッチャーが言う。
「美女2人で看板ニュース番組を背負うというのは貴重な形でしたが、それが崩れたのは残念。国山アナが登板した初日、エンディングで小川に『どうでした?』と聞くと、小川は『山本恵里伽さんに会いたいです』と国山アナをガン無視したのが印象的でした」
山本は医療現場や新橋の繁華街などをリポートする風景が毎日のように放送されるが、残念なことがひとつある。
「スタジオと違って、コロナ禍ゆえにフィールドでは完全にマスク姿。愛らしい顔立ちのほとんどがマスクに隠れてしまうのは、生来の一本立ちという目的を考慮しても、大きなマイナスですね」(放送作家)
緊急事態宣言の解除とともに、山本アナの「マスクの内側」も解除してほしいものだ。