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タモリの芸も放送禁止に? 大谷翔平への“差別発言”で現地メディアが炎上

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

8月18日、MLBロサンゼルス・エンゼルス』の大谷翔平選手に対して、現地の解説者が〝人種差別をした〟として大問題になった。

この日の「タイガース×エンゼルス」では、タイガースの地元テレビ局でジャック・モリス氏が解説を務めていた。ここで、バッター・大谷に対してどのように攻めるべきか尋ねられたシーンで、「ベリー、ベリー、ケアフル」とアジア人特有のアクセントを用いて答えたという。するとこれがアジア人差別だと批判が殺到。モリス氏はすぐさま謝罪することになったのだ。

タモリの伝統芸も放送禁止に?

実際、アジア人の大谷がMVP級の活躍をしていることが気にくわないアメリカ人は少なくないことだろう。それゆえ、今回の発言につながったと思われるが、日本のネット上では

《中国人の発言にアルヨをつけるようなものでしょう。抗議する側の気持ちもわかりますが、在米日本人としては、そんなに繊細にならんでもいいかと思います》
《差別に対する目がどんどん厳しくなってますね》
《日本人も、例えば中華系の話し方に、~アル、~アルヨ、と演じるのは今でも、特にアニメでは多用されてるし、欧米キャラは、~デ~ス、~マ~ス、と話させる事がよくある。言葉狩りを続けていると、そのうち、使用する単語がなくなるよ》
《男性が女性独特の仕草を冗談で真似れば、これも差別になるのか? オリンピックを機に表面的な差別に対してどこまで過敏になるのか》
《あんまり、差別差別って言うのもどうかと思う。常に意識して話をしなければならない社会になり、ジョークもある意味差別的な要素があることが多いから、冗談も言えない社会になりかねない気がする》

など、敏感になりすぎだという意見が相次いでいる。

アメリカでは現在、人種差別やLGBT蔑視をした人間をネット民が徹底的に叩き、社会的に抹殺する〝キャンセルカルチャー〟が大流行しています。成功体験があればあるほどネット民は盛り上がり、より過激化していますね。日本では、東京五輪開会式の運営から小林賢太郎氏が解任されたのが、国内初の本格的なキャンセルカルチャーと言われています。そのため、今はアメリカ人のことを『やりすぎ』『過剰だ』などと批判していても、そのうち日本で同じような流れが来るのは確実でしょう」(週刊誌記者)

例えばタモリの〝外国語モノマネ〟もいずれ差別と認定され、放送禁止になることだろう。

 

 

 参照元https://dailynewsonline.jp/