契約1社の差で杉咲を追いかけるのは有村架純(28)。16年に連ドラ初主演を飾った「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジ系)や18年の主演ドラマ「中学聖日記」(TBS系)の視聴率が伸びず、低視聴率女優のレッテルを貼られたが、今年公開の出演映画「花束みたいな恋をした」(東京テアトル/リトルモア)、「るろうに剣心最終章The Final」(ワーナー・ブラザース映画)が相次いで大ヒット。売り先行から復配の兆しを見せている。
「春ドラマ『コントが始まる』(日テレ系)の視聴率がイマイチだったので、連ドラ封印で映画作品に絞るのではないかともっぱらです」(芸能プロ関係者)
高値安定で人気大型株の長澤まさみ(34)は、8月に9年ぶりとなる写真集「ビューティフルマインド」(宝島社)の出版が決定。芸能記者がこう説明する。
「本来、昨年がデビュー20周年でしたが、女優生命をかけて挑む予定だった一人芝居『ガールズ&ボーイズ』がコロナの影響で中止に。厳しい状況の中、ようやく記念作品が出せることになった。写真集の撮影は3人のカメラマンによるもので、大人になった長澤の一面が垣間見られそうです」
有村や長澤と並びCM契約7社と健闘した小池栄子(40)だが、減配ならぬ「減パイ」の情報が入ってきた。
「SNS上でファンがアップしたツーショット動画が拡散され、小池の胸が萎んだという声が上がっているんです。たまたま衣装でそう見えただけかもしれませんが、巨乳が武器なだけに続報が気になるところ」(芸能記者)
予想される東京五輪後の不景気を尻目に、女優としてストップ高の爆騰銘柄となったのが田中みな実(34)だ。
「正統派路線で勝負するため、イロモノのイメージ定着を恐れて拒否し、『普通』の役柄にこだわっています。女優業に集中するため、レギュラー番組を2つ卒業した覚悟も買われ、オファーが殺到。夏ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日テレ系)を皮切りに、秋ドラマのTBS日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』出演が内定。
初主演映画も、今冬の公開が決まっています」(芸能記者)
美のカリスマとしても知られる田中は、CM業界での評判もバツグン。成長株として注目されている。
「CM業界には『みな実売れ』という言葉がある。田中が出演すればヒットすると言われ、契約料が高騰しています」(広告代理店関係者)
続いて、視聴率女王の米倉涼子(45)は、独立後もCM契約料のトップを死守。だが、評判は下降トレンド入りで、上値は重い。
「声がうるさいと話題になった楽天モバイルのCM契約料は1億円から8000万円だったようで、古巣の幹部が『戻ってきてくれないかなぁ』とボヤいたほど。ただ、出演したCMの踊りの演出が広告業界でお下劣と不評。『品よりもお金を優先している』と見られ、ナショナルブランドがオファー候補のリストから削除したという話も」(広告代理店関係者)
乱高下が続く女優市場で、本田のような新たなお宝銘柄を発掘するのも、下半期の見どころになりそうだ。