1番人気になると思うエフフォーリアは最内枠を引きました。ダービーには運も大切だとよく耳にしますが、前で競馬をするエフフォーリアにとっては1枠1番が良さそうに思えますが、4連勝したこれまでに内枠はありませんでした。しかし、今迄の対戦を思い起こせば、決着は付いているよう思えます。前で競馬しているのに、誰も差し切れそうな雰囲気もありませんでしたので、エフフォーリアで決まりと言いたい所ですが、対戦した事のない相手もいるので、もう少し掘り下げてみます。
恐らく2番人気になりそうなのが、牝馬のサトノレイナス。ダービーなので牝馬の出番は少ないのですが、2007年にウオッカという豪脚牝馬がダービーを制した事があります。ウオッカも桜花賞では届かず2着でしたけれど、東京では64年振りの快挙を成し遂げました。ウオッカは阪神JFで勝ちましたが、サトノレイナスは2着。それでも豪脚は似ていると思います。ウオッカの最後のGI勝利はジャパンカップで、鞍上はC.ルメール騎手。共通点は多いと思いますし、斤量55kgは有利だと思います。
それとバスラットレオンは、前走のNHKマイルで落馬により結果が出ていないので怪しい雰囲気です。前で競馬をするスタイルで、大外枠になってしまったので人気は落ちると思いますが、NHKマイルで好成績だったら人気になっても不思議ではない持ち時計があります。他にも馬券に絡む事の多い青葉賞組の勝ち馬であるワンダフルタウンもあると思います。京都2歳Sではワンダフルタウンに次いで2着だったラーゴムは皐月賞では駄目でしたけれど、きさらぎ賞ではヨーホーレイクにタイム差無しですが勝っています。ヨーホーレイクは皐月賞では5着で、ホープフルSはO.3秒遅れの3着。この時に4着だったタイトルホルダーは皐月賞で2着で、東京の東スポ2歳Sでは今回骨折で出走回避になったホープフルSの勝ち馬であるダノンザキッドに次いで2着だったので、エフフォーリアを除いた皐月賞組とは、それほど差はないと思います。少なくとも同タイムでしたけれど青葉賞2着だった馬は、共同通信杯でこれまたタイム差無しの4着でしたので、2着だったヴィクティファルス、3着のシャフリヤールや5着だったステラヴェローチェとは、東京2400mならワンダフルタウンの方が力差は上かもしれません。
人気のエフフォーリアとサトノレイナスは有力ですが、他はそれほど差はないと思います。2007年のウオッカが勝った展開は、前残りを差し切った結果でした。そうなると、今回で言えばバスラットレオンが微妙ですが、外枠でも前に行って残れるかもしれないと予想します。駄目だった場合はタイトルホルダーの前残りですが、前走の結果ではエフフォーリアの方が上で、この馬を差し切れるとしたらサトノレイナス。
ワイドBOX 16、1、17、12
ワイドBOX 1、14、11
ワイドBOX 2、15、10
参照元:https://dailynewsonline.jp/