3月24日放送の音楽特別番組『Premium Music 2021』(日本テレビ系)に、韓国の7人組グループ『BTS』が登場。他のアーティストに比べて露骨に扱いが悪かったことから、ネット上でブーイングが殺到している。
同番組は、日本テレビに眠る秘蔵映像や豪華アーティストの生歌唱によって「時代を超えて残したい名曲」を紹介していくというコンセプト。放送前からCMで「BTS」が取り上げられていたため、ファンは期待を募らせていたようだ。
この日、番組で流れたのは「BTS」が2019年に大阪のイベント会場で披露した『Boy With Luv -Japanese ver.-』の映像。本人たちの出演ではなく過去の映像だったことから、ネット上では、
《プレミアムミュージック何? BTS詐欺やん》
《BTS 、過去の映像だった。CM見てすっごく期待してたからショック》
《プレミアムミュージックなんなんですか!? すごく楽しみにしてたのに過去動画でしかもあんなぶち切りなんて…ひどすぎる。公式から発表なかったって聞きましたけどまさか勝手に大阪ライブの動画使ったりしてないよね?》と不満の声があがっている。
また、視聴者の怒りを買ったポイントはそこだけではない。ライブ映像の扱いも、ファンの神経を逆なでするものだったようだ。
興ざめするような扱い? BTSファンから落胆の声パフォーマンスの映像が流れると、前奏に被せて「世界を席巻する『BTS』の圧倒的パフォーマンス! 動画再生回数は11億超え。Boy With Luv」とナレーションが入る。また「you got me fly so fast 今ならわかるんだ」という歌詞の部分に、なぜか「進行 滝 菜月 日本テレビアナウンサー」というテロップが表示されてしまうハプニングも。
さらには、ミン・ユンギのソロのラップシーンに入るところで映像をカット。本来5分ほどの尺の楽曲なのだが、1分30分ほどで終了してしまった。
「BTS」に対する番組側の対応に、ファンからは、
《プレミアムミュージックのBTSの扱いひどすぎないか》
《途中でテロップミスあるし、中途半端にぶった切られてた》
《プレミアムミュージックにBTS出るからって録画してたけど一瞬すぎてがっかり》
《なんかアナウンサーの名前出てくるし、ゆんちゃんのラップのところで切られるしほんとに秒だった。CMとかの告知で結構紹介してたのに。正味1分くらい? 告知詐欺で視聴者数稼ぎかよ》
《あまりの短さに娘が「この為にこの時間まで起きてたのに~!?」と激オコでベッドに向かいました》
《尺の使い方と編集の雑さはBTSにも失礼だし、特にジミンペン、ジンペン、ユンギペン、ナムペン、ホソクペン、グクペンに失礼じゃないかと思うのはわいだけ?》などと批判の声があがっている。
「BTS」ファンの気持ちをもてあそぶような作りとなっていた今回の番組。いくら視聴率を稼ぎたいからといって、ネームバリューで釣るようなことをしていると、視聴者に見限られてしまうのではないだろうか?