映画『正欲』が、11月1日(水)に閉幕した第36回東京国際映画祭で、コンペティション部門観客賞&最優秀監督賞をW受賞した。
この度の受賞に際し、岸善幸監督と主演の稲垣吾郎、新垣結衣からコメントが到着。
岸善幸監督コメント
東京国際映画祭の審査員のみなさん、本当にありがとうございます。
この作品は「すべてのひとが自由で自分を偽らずに生きていける社会とは何か」ということを問いかけています。
日本のみならず世界中が自分のアイデンティティを確立するのがなかなか難しい時代です。
この映画を観て「多様性」の意味を考えていただけたら嬉しいです。
素敵な賞をいただけて幸せです。
主演の稲垣吾郎さん、そして新垣結衣さん、磯村勇斗さん、ほか、出演者の皆さんに感謝いたします。
稲垣吾郎コメント
東京国際映画祭で『正欲』が監督賞と観客賞をダブル受賞できたことを大変嬉しく思います。
岸監督、おめでとうございます。
初めてご一緒する作品でしたが、緊張せずに現場に立てたのは
監督の丁寧な演出と優しいお人柄のおかげだと思っています。
これからも素敵な作品を楽しみにしています。
新垣結衣コメント
監督賞、観客賞、受賞おめでとうございます!作品に関わる一人として本当に嬉しいです。
撮影に入る前から、岸監督にはとても親身になって話を聞いていただき、
そして粘り強く同じ目線で共に考え続けてくださったことで、最後まで夏月という役にしっかりと向き合って演じきれたと感じています。
ありがとうございました。
この受賞をきっかけに映画『正欲』がさらに多くの皆さんに観ていただけること願っています。
改めて、おめでとうございます!
『正欲』
11月10日(金)全国ロードショー